朝日新聞姉妹紙 北部朝日 で紹介されました。 |
<-記事内容-> 世界を目指して 地元の技術優良企業 すぐれた開発能力が高い付加価値を生む 高度な無線技術 ファースト電子開発(株) 伊藤義雄氏(62)は大学卒業後、沖電気工業(株) に入社したが、三年あまりで退社。やりがいのある仕事だったが、当時の組合活動に嫌気がさして、趣味のアマチュア無線から思いついた付属機器の製造を始めた。 販売すると、たちまち全国から注文がくるようになり、以来次々に電子・無線応用機器・マイコン制御機器の開発・設計で実績を上げている。それも下請けではない。開発メーカーとして完成品を製造。自社製品7割、OEM3割の比率で販売している。スイスの時計メーカーと共同開発したスキー競技用タイム計測システムは、欧州・北米などの国際大会で認定された計測機器だ。長野オリンピックはもちろんこのシステムだった。最近では停電後の電車のバッテリーの復旧用電源装置を開発。従来は背負子で運ぶ重さだったが、軽量化に成功し、営団地下鉄や埼玉高速鉄道の″電車の救急箱≠ニして常備されている。 伊藤氏の経営方針は「多品種少量生産で付加価値の高い専門分野のいい製品」。しかも「大手企業なら十人位で取りかかるところをうちは一人か二人で開発する」という。その開発能力が最近では高く評価されるようになり、花王、島津製作所、住友重機械、日本光電などから開発依頼の注文が。 「以前は資材・経理の関門が厳しく、高圧的だったが、いまはパートナーとして求めてこられるようになりました」。 ベンチャー企業という言葉さえない時代から開発メーカーとして実績があるからだろう。 事業所は板橋区清水町にある。 |
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