RF-IDタグの概要

RF-IDは、30数年前から テキサス・インスツルメンツ、フイリップス等でICチップが販売され、細々と利用されてきました。弊社では、チップ発売当時から、スポーツ競技用にシステムを開発・製造して参りました。ここ10年で急に注目をされ脚光を浴びている技術です。ICチップ製造メーカも多くが参入し、規格や性能、価格もまちまちです。良く、バーコードと比較されますが、機能も価格も桁違いに異なり、比較はナンセンスと言わざるを得ません。(比較になりません)新聞等でも良く紹介されていますが、思い違いの記事も多く、まだまだ分かった方の少ない分野です。

 

 

内部アンテナは、フェライトコアに銅線を巻いて使用しています。このICチップはID用メモリ、通信に必要な制御回路等全てを1チップ内に納め、極低消費電力回路用にCMOSを用いています。IDメモリ容量は1ページ64ビットをベースに17頁(最大80ビット×17頁=1360ビット)と各種要求に対応出来るようになっています。また、種々なアプリケーションに適合させるため、各種の形状の物があります。(これはTI社のICの一例です)
 

RFーIDタグ・システム基本 的な構成
1.IDタグ
リーダ・ライタから一定時間電波を受け、これを電力に変換しICチップを動作させ、情報をリーダ・ライタに送り返します。一般に、電力は電波で受け取りますので電池は不要です。非接触距離は、1cm〜200cm迄用途により選択出来ます。
2.リーダ・ライタ
ID タグとの通信に必要な信号処理部とRF モジュールを一体化した装置で、IDタグにアンテナから電波を送り、IDタグの送り返したデータを受け取ります。IDにデータを書き込むことも出来ます。一定時間電波を出し、一定時間IDタグのデータを受け取ります。
3.パソコン

 リーダ・ライタと RS232C、USB 等で接続し、制御したり、データを処理・実行したり出来ます。
 

IDタグはどんなものか
1.IDタグとリーダ・ライタの非接触交信距離;1cm〜200cm 種類により多種
2.IDタグの形状;カード型、コイン型、ガラス封入型等 豊富です。
3.種類
  パッシブタグ型;電池がいらない
  アクティブタグ型;リチウム電池等を内蔵(マイクロ波型)が有るが、ごく少数です。
4.大別して 3種類 この他に光型
  低周波型;125KHz〜130KHzを使用する、 〜2mの通信距離
  高周波型;13,56MHz 工業用周波数の電波を使用する、 〜60cm
  UHF帯;800MHz帯 の電波を使用する〜2m
  マイクロ波型;2.4GHzの工業用周波数電波を使用する、〜2mの通信、高価
5.IDタグの価格は
  数10円〜数100円(100万個程度)、将来的には10円前後を目指す。
  リーダ・ライタは1万円〜4万円(中心)〜20万円(10台程度で)機能により異なる。
 

主な仕様は
● タグの形状に様々な形状がある。小型化しやすく小さな取り付けスペースにも対応できる。
● 接触でデータの読み出し&書き換え (Read & Write) が可能。
● メモリ容量は、100バイト〜1Mバイトが開発されています。
● 波・電磁波の交信のため、汚れ、ほこり等の影響を受けない。
● タグは、耐環境性に優れ、水、油、薬品等の汚れや、外乱光による影響を受けない。
● タグは、半永久的に使用可能(10万回の読み書き)。アンテナ側からの非接触電力伝送により、電池レス化。メンテナンスフリーなうえ、繰り返し使用によりランニングコストも安価となります。(再利用型)
● 読み書きが自由。
● 紙・木・プラスティックなどの非金属であれば、透明でなくても透過して通信することが可能。
● 記憶データ容量が大きい。
●「もの」と「情報」との一元化・生産品種、機種、ロット管理生産工程の履歴管理・検査工程での検査情報管理
 

RF・IDの最新情報
シングルアクセス;
 アンテナ交信領域内に存在するタグは1個である。複数のタグがアンテナの交信領域内にあると 交信エラーで交信出来ない。
FIFOアクセス;(FIFO=First In First Out)

RFIDタグがアンテナの領域に入ってきた順番にアクセスする。交信を終了したタグにはアクセス禁止処理を行なうので、交信終了したタグがアンテナの交信領域内に複数存在しても、新たなタグが1個だけアンテナの交信領域内に入ってくれば交信ができる。同時にタグが交信領域内にはいると、交信エラーとなり交信できなくなる。アクセス禁止されたタグは、交信領域外にでると再び交信が可能となる。
マルチアクセス;アンテナの交信領域内に複数のタグが存在しても、全てのタグと交信ができる。
セレクティブアクセス;複数のRFIDタグの内、限定したタグとのみアクセスする。交信領域内にある複数のタグのうち、特定のタグと交信ができる。 本モードは、交信領域内のタグに番号を割り当てるコマンドと、割り当てた番号をもとに、特定のタグとの交信を行なうコマンドで実現される。

コメント;良くバーコードと比較されますが、性能・機能、コストも全く3〜5桁の相違があり、この比較には無理があります。自転車と高級車程の機能・価格の差があります。 将来的には両立すると思われます。

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