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ファースト電子開発は無線機,情報機器,マイコン制御,電子機器の高度な技術と豊富な経験の研究開発型メーカーです。

あなたは番目のお客様です!

自社を生かす企業間交流 異業種の幅広い注文に迅速に対応・協力致します。

”こんな事出来ないか”にお答えしたい 特注品 開発型メーカーです。

これは、ビジネスネット’98(企業情報交換会)で弊社社長 伊藤 義雄が講師として招かれ講演した内容を要約して掲載いたしました。

日 時; 平成10年11月10日(火)PM6:00より
会 場; 北とぴあ飛鳥ホール、 参加企業;121社
主 催; 東京都北区・豊島区・練馬区・板橋区、
協 力; (財)東京都中小企業振興公社、戸田市商工会、(財)川口産業振興公社
当社は設立以来45年、開発型のメーカーとして無線・電子応用機器を製造して参りました。昨今、景気の低迷や大企業の海外進出により下請けの需要が減少し、皆様の中には新分野・あるいは隙間産業への進出や異業種交流での製品開発を目指している企業の方が多いのではないかとご推察いたします。
当社の沿革を振り返ってみますと、当初はアマチュア無線用無線機器を製造。これは結果的には現在有効と言われる隙間産業的な製品でした。隙間産業に参入する際に念頭に置いていただきたいことがあります。隙間産業とは「小さな湧き水」の様な分野です。大量生産の安売り商法を持ち込むと小さな市場は直ぐ枯渇してしまいます。
 その後、広告代理店・老人ホーム・時計メーカー・コンビニストアー・医療機器メーカーの依頼で技術協力し新製品を開発・製造しました。以前は異業種交流と言う言葉や概念も無かったように思います。従って、通常の取引として営業し、現在振り返って見ますと、創業以来正に異業種交流で製品を開発・製造していました。内容は小規模開発型メーカーですので他品種少量生産が主体となりました。
 平成8年度より東京都異業種交流プラザに参加しました。ここでは、比較的大きい視野からの交流が目標で、東京都の助成金事業とリンクしたり、中小企業庁の言う融合化が視野にあります。目標が大きいためか、良い製品が生まれたりヒット製品が出来た報告は殆ど聞こえません。中には、製品は出来たが売れなかったと言う事があったそうです。
 当社は、異業種交流を簡単に・より身近に通常の取引の延長に捕らえて参りました。異業種から開発協力を依頼されて、遅くとも3〜4ヶ月以内に完了します。お客様が「どんな製品が出来るか楽しみ」と期待している間に完成させます。当然、取引も順調に成立し、評判が良ければ追加注文となります。
しかし、異業種交流助成金事業のように期間が1年半も掛かる事業では、たとえ製品が出来たとしても当初の客やマーケットは待ってはくれません。売れない製品となってしまう可能性が大きくなります。
 例えば、平成7年11月に北区の北とぴあで行われた4区協賛の受発注企業情報交換会で、当社のカタログ展示ブースに I社 のY部長が来られました。【新しいベルトコンベアをN社の展示会に出したいが、リモコン技術を探している。1ヶ月ほどで完成したい】と言われた。即、お受けし納期にも間に合いました。そして、短期間に新商品リモコン式ベルトコンベア【リモコンベア】が誕生しました。
 この協力事業は、I社の基本的な機械製造技術と弊社の基本的な電子技術を生かした交流で、新製品が短期間で生まれました。取引の形態は、I社が当社に電子技術部分の開発・試作・設計を発注し、当社が納品し費用を受領する。ごく
普通の通常の取引です。異業種間ではそれぞれの基本的な得意技術の協力で十分です。
異業種同士でお互いの得意技術を生かして協力すれば簡単に異業種交流は成立します。 しかも、【既存の製品にこういう便利機能が付けば買い手がいる】と言う企業が有ればしめた物です。それに、協力し出来上がれば確実に売れるわけです。この様な、簡単な技術交流の製品の中にヒットする商品がきっと生まれます。この様なご注文をお待ち致します。
 もう一点、異業種交流に向いている企業の条件があります。
それは、所属する分野で浅くても幅広い技術・知識を有していることです。
他業種の相談に乗ると言うことは、その分野で様々な相談に乗れ応用がきく必要があります。つまり、ここは自社で出来、A部はN社に依頼、B部はO社に加工依頼し、C部はP社の新技術に……・等の技術・業界の知識(ノウハウ)が重要です。勿論、短期間で完了するためには部品の知識も重要で、特に各種分野の部品で納期に関する情報も重要です。
当社の場合は、無線技術、マイコン技術は高度なのですが電子技術は浅く幅広い技術を有しております。無線・電子・電気に関する、殆どのご相談に迅速に対応出来、即協力が可能です。海外にも販売網があり輸出にも御協力できます。
 本年9月、某大手ペジャー(ポケットベル)事業者から開発設計の依頼がありました。その企業は、短期間で完成したいので日本国内では開発は無理と判断し、米国のベンチャー企業に依頼したそうです。しかし、3ヶ月経過しても出来ない。そこで、業を煮やし当社に来ました。当社では、
納期10日の特急でお引き受けし、期間内に5台の試作品まで納入し高い評価を戴きました。このプロジェクトは広い技術と柔軟な知識を持っていれば簡単な注文でした。高度な専門技術しか持たない技術者が複雑で贅沢すぎる設計をしていたのに違い有りません。その結果、別のトラブルを生じ時間を要していたのです。
特に、大手企業の技術者は狭い範囲だけの専門技術者が多く、広い分野の技術や知識が有りません。従って、異業種の方の幅広い相談に乗ることがとても困難です。
我々小企業には以外と【自分の分野の事なら一通り何でも分かる】 方が多いのではないでしょうか。
  当社は、皆様が自分の技術・経験を生かせば今後の小企業の有力な武器になると確信いたします。2分野以上のこの様な技術者が協力すれば新製品や新分野が開けるように期待できます。いよいよ小企業の出番が到来したと、当社は期待いたします。
御社の製品に電子技術を取り込み、新機能と競争力を強化しましょう。
新製品や新分野への進出にも御協力させて戴きたくお願い申し上げます。以上
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