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「輝く人をたずねて」仙台の中学生が北区の企業を訪問 宇宙への夢を叶えた「ものづくりの達人」に学べ!!

更新日:2009年05月15日

 平成21年5月15日(金曜)、ファースト電子開発株式会社(本社:北区上十条4-15-5 代表取締役社長:伊藤義雄)に、仙台市立南吉成中学校(校長:須藤由子)3年生の生徒6名が訪れ、職場見学と伊藤社長へのインタビューを行った。

 これは、「ロケットを打ち上げたい」という中学生の頃からの夢を叶え、今年1月23日に打ち上げられた人口衛星「かがやき」の通信装置の製作に携わった伊藤社長のもとを、「輝く人に学ぶ」授業の一環として生徒たちが職場訪問したもの。

 伊藤社長は、夢を持ち続けることの大切さを生徒たちに語り、諦めず努力し続ければ、必ず夢は叶う、とエールを送った。

 ファースト電子開発(株)は、伊藤義雄社長が1967年に創業。以来、電気機械器具の受託開発から設計・試作・OEM(受託)・マイコン制御機器およびソフト開発など、幅広く機器やシステムの開発を手がけている。そして、2004年JAXA(宇宙航空研究開発機構)から、人工衛星の無線通信装置の開発依頼を受け成功したことが、今回の人工衛星「かがやき」プロジェクトへの参加につながった。

 本日の仙台市立南吉成中学校の生徒たちの訪問は、日本の政治・経済・産業・文化の第一線で活躍している「輝く人」に、仕事の喜びや苦労、生き方などの話を直接聞くことで、自分の生き方を考えるきっかけにしようと、修学旅行を利用してやってきたもの。

 生徒たちは、「総合的な学習の時間」で興味関心に応じたテーマについてグループごとに事前学習を重ねてきた。
生徒たちは、世界の大企業や研究所にも負けない優れた技術を生み出し、子どもの頃からの夢を実現して人工衛星を宇宙へと打ち上げた伊藤社長の話に熱心に耳を傾傾けていた。そして、生徒たちからの「開発で一番苦労したことは何ですか、それをどんな風に乗り越えたのですか」「アイデアはどんな風にわいてくるのですか」「会社を発展させるために、どんな工夫や努力をしていますか」「これからの夢はなんですか」などの質問に、伊藤社長は一つずつ丁寧に答えていた。

 最後に座右の銘を聞かれ、「諦めないこと」と話し、「どんなことでも、諦めずに10年間努力し続ければ、日本一になるチャンスがきっと来る。皆さんはこれから何度も日本一になる可能性を持っている。」とエールを送った。

 生徒たちは、「宇宙の仕事に携わるすばらしい技術を持った会社が、東京のマンションの一室で、従業員4人でやっていると知って驚いた。」「諦めない強い気持ちが成功に結びついていると感じた。」「僕は3年生で、部活が夏までだが、試合でも最後まで諦めないでがんばろうと思った。」など、感想を話した。

 

 (平成21年5月15日プレスリリース)

 

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